不動産会社の集客方法もこの10年で大きく変わりました。

2000年前後の不動産情報誌で集客をしていた時代から、
インターネットの普及に応じてWeb集客に移行しSEOでの対策が全盛となりましたが、
Googleアルゴリズムのアップデートにより企業サイトが上位表示することが難しくなり、
現状はスマートフォンがなくてはならない時代となりました。

時代の移り変わるスピードも10年、5年、3年・・と、どんどん早くなっています。
今、情報誌だけで集客している会社はいないように、前時代のやり方は一気に衰退していきます。

時代に合わせた集客方法を理解し、確立していかないと勝ち残れません。

第５世代の通信規格「５Ｇ」の特徴

そして、通信速度が現在の数十倍になる第５世代の通信規格「５Ｇ」のサービスが２０２０年から始まります。
５Ｇの主な特長は「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」の三つと言われています。

さらに各携帯キャリアのパケット通信費用がかからないプランが出始めていますので、
スマホでのメディア接続時間が増え、通信費用を気にせず大容量のデータ通信が普通になります。

また、動画広告の市場規模が現在の1800億円から5年後の2024年には5000億円に近付くと言われています。
今後は確実に「動画の時代」になるでしょう。

不動産会社が発信する動画の戦略とデメリット

不動産会社が動画で発信する内容は以下のような内容です。
物件紹介、顧客向け、アフターフォロー、社内向け、人事採用、マニュアル・・。

テキストに比べて動画の情報量は5000倍と言われていますので、
戦略的に配信すれば効果が大きい事は想像できます。

すでに多くの大手企業でもユーチューブ上に企業チャンネルを作り、様々な情報を配信しています。
しかしその反面、企業が動画を配信するデメリットもあります。

あまりにも質の低い動画を配信すると企業にとってはマイナスになりますので、
企画構成をしっかりと考える必要があります。

また「炎上」という言葉があるように、社員さんが間違えて勝手に配信してしまうケースがあります。
社内での配信方法を管理しないと動画が炎上し損失に繋がるデメリットが考えられます。

動画SEOの可能性

YouTubeはGoogle傘下なので、Google検索に動画がヒットする事も増えてきました。
最近、ネットのニュース記事を見てもWeb記事に動画が埋め込まれている事が多くなっていますね。

情報量の多さがユーザーにとってプラスになるのであれば、
検索エンジンでも動画が埋め込まれている記事が優先されるのは必然です。

その為、自社サイト内に作った動画を埋め込み情報量の多さをアピールしていきましょう。
「動画を作成をしたらWebページ化する」事が非常に重要です。