今回は実際に反響を取る為の目標データを参考に、
御社の改善ポイントを洗い出していきます。
是非、御社のアクセス解析と見比べながら御社の改善点を洗い出してみてください。
① 基本編としてWEB集客をする上での自社HPの運営法を発信してきましたが、
実際のHP活用法としては個別の集客のツールではなく、様々な媒体や広告の全てから
自社HPにお客様を集約し、最終的な問合せへの架け橋にする事です。
ホームページだけで反響がとれないと嘆いていてはいつまでたっても集客は出来ません。
WEB媒体だけでなく、看板・雑誌・名刺など御社の潜在客を全て自社HPに集め、
契約をする為の一つのツールとしてHPを考えましょう。
② 第一目標として月間の総アクセス数は13000PVです。
その内トップページのアクセス数は2000PV、人数(ユニーク数)としては1200人が
上記の数字が第一目標の数値になります。
これくらいの数値になると自社HPからの反響としてメール、電話、来店合わせて
30件以上の反響数になってきます。
ここまでの数値にするのは簡単ではありません。
アクセス数を上げるには一人当たりのPV数を上げます。
一人あたり10ページ以上見られるようにします。
その為には物件が魅力的で情報量が多くなくては何ページも見てもらえません。
また、一度HPに訪れたお客様を再訪問させます。
リピート率は40%以上欲しいところです。
リピート率を上げる為には更新です。
お客様が何回HPに来てもいつも物件が更新されていることが望ましいです。
大切な事は、毎日1件でもこつこつと更新し続ける事です。
③ トップページは御社の強みを明確にしましょう。
特に地域の強みを表現し、トップページはその地域の物件を並べて下さい。
お客様にも御社がその地域に強い事が明確に伝わるので滞在時間も延びます。
多くのお客様は、部屋を探す時にどこの地域・駅に住みたいかを
ほぼ決めてからHPに入ってきます。
欲張っていろんな地域の物件を並べるよりも、
その地域に住みたいという気持ちが高いお客様をしっかりと囲え、
契約の確立が高くなります。
折角訪問したお客様を直帰(すぐに帰ってしまう)させないように専門性を高めましょう。
目標値としてはトップページの直帰率は30%以内です。
④ もはやLPO対策をしていない会社の方が少ないとは思いますが、
月間の流入キーワード数(お客様が実際に検索をして訪問したキーワードの数)は
1000件が第一目標値です。
現在、スマートフォンの普及により外出先ではスマートフォンで
やや大きめなキーワードで検索をします。
ここでお客様にHPを見てもらう為にはしっかりとSEO対策をし、
「地域 賃貸」などが上位表示されている事が必要です。
更に、家ではPCでより細かい条件で検索をする傾向にあります。
「地域 賃貸マンション 80000円のデザイナーズ 駅近10分」などです。
このような条件で検索をしたお客様が御社のHPで理想に近い物件と巡り合えば、
契約までのプロセスは簡単になってきますよね。
実際の御社のデータと今回の第一目標としての数値を照らし合わせて、
いかがしたでしょうか?
何より、
不動産サイトではアクセス解析を元にした戦略が大事です。
すでに数値を上回っている会社様には面白くなかったかもしれません。
しかし何かしらのヒントは得ていただけたのではないでしょうか。
弊社ではお付き合いさせて頂いているクライアント様の成功例を元に
改善点をお伝えしていますが、
何より大切なものは御社が本気でWEBで集客をしていこうと思う気持ちです。
会社としてこの気持ちが一つになっている会社だけが
WEBで集客ができている会社ではないでしょうか。
【第12回テーマ】
目標値のデータから見る活用法
【チェック項目】
・自社HPの活用の仕方は?
・平均PV数・リピート率は?
・TOPページ直帰率は?
・検索キーワード流入数は?